主な機能
01フレーム単位の間隔
間隔を秒ではなくフレームで指定するので、24fps と 30fps を行き来しても値がずれません。
02Follow Layer Transform
Follow Layer Transform をオンにすると、残像ごとにレイヤーのトランスフォームを読み取って反映するため、プリコンポーズする必要がありません。
03Per-Echo Color
Per-Echo Color の Gradient、Hue Ramp、Solid と12種類のプリセットパレットで、残像を虹色やグラデーションに塗ります。
04Stepped (Hold) のタイミング
Timing Mode を Stepped (Hold) にすると、残像がその場に止まっていて、区切りごとに先へ進みます。標準の Echo では作りにくいルックです。
クイックスタート
初めて使うときは、この順番で進めてみてください。
- 動くレイヤーに Effect › TMC › TMC Echo を適用します。
- Echo Count で残像の数を、Echo Spacing (frames) で間隔を決めます。
- レイヤー自体が動いている場合は Follow Layer Transform をオンにします。
- Opacity Falloff で残像が薄くなっていくカーブを、Per-Echo Color で色を決めます。
パラメーターガイド
Effect Controls パネルと同じ順番です。After Effects を日本語で使っている場合、パラメーターは英語名の下に書かれた日本語名で表示されます。
Effect Controls · TMC Echoグループをクリックして展開
基本パラメーター8
Echo Spacing (frames)エコー間隔 (フレーム)
Spacing Mode間隔モード
ManualAdaptive (Constant Gap)
Echo Gap (px)エコーの間隔 (px)
Adaptive のときに目標とする画面上の間隔(px)
Timing Modeタイミングモード
残像を取り出す時間を連続させるか、階段状に区切ってホールドするかSmoothStepped (Hold)
Step Interval (frames)ステップ幅 (フレーム)
Stepped のときに何フレームに1回更新するか
Follow Layer Transformレイヤー変換に追従
レイヤー自体のトランスフォームアニメーションにも残像を追従させる
Opacity Falloff不透明度の減衰5
Falloff Curve減衰カーブ
LinearEase InEase OutS-CurveExponentialCustom Curve
Opacity Curve不透明度カーブ
残像の不透明度を手描きのカーブで指定するカーブエディター(Falloff Curve が Custom Curve のときに使用)
Composite合成4
Operator演算子
BehindIn FrontAddScreenLightenDarkenAverage
Output出力
結果を元の映像と合成するか、エフェクトだけを出力するかを選びます。NormalTrails Only
Working Space作業スペース
残像をどの色空間で合成するか(Auto/sRGB/Linear)AutosRGB (linearize)Linear
Per-Echo Colorエコーごとのカラー11
Colorize着色
残像に色を付ける方式(オフ/グラデーション/色相ランプ/単色)OffGradientHue RampSolid
Use Preset Paletteプリセットパレット
12種のプリセットパレットから1つを Gradient Editor に読み込むポップアップメニュー(Colorize が Gradient のときに使用)パレット12種
Gradient Editorグラデーション編集
カラー分岐点を追加・移動・削除してグラデーションを作るエディターです。
Selected Stop Color選択中の分岐点カラー
グラデーションエディターで選択したカラー分岐点の色を、ここで変更します。
Cycle Repetitionsサイクルの繰り返し
グラデーションを何回繰り返して塗るかを決めます。
Phaseフェーズ
繰り返すグラデーションをずらす角度(360度 = 1周)
Hue Span色相の幅
最初の残像から最後の残像までに色相が何度回るか
Colorize Sourceソースにも着色
残像だけでなく元のフレームにも同じ色を付けるか
Transform Trail軌跡の変形5
Position X / Echo位置 X / エコー
残像1枚ごとに加わる横方向の移動量
Position Y / Echo位置 Y / エコー
Transform Center変形の中心
Transform Trail のスケール・回転の基準点
Jitter変位7
Random Seedランダムシード
ランダムなパターンを変える値です。同じ値なら常に同じ結果になります。
Time Jitter (frames)時間ジッタ (フレーム)
残像を取り出す時間をフレーム単位でランダムに揺らす
Position Jitter位置の変位
要素ごとに位置をランダムに揺らす量です。
Rotation Jitter回転の変位
要素ごとに回転をランダムに揺らす量です。
Scale Jitterスケールの変位
要素ごとにサイズをランダムに揺らす量です。
Opacity Jitter不透明度の変位
要素ごとに不透明度をランダムに揺らす量です。
RGB SplitRGB 分離3
Per-Echo Rampエコーごとの漸増
後ろの残像ほど RGB 分離を大きくする度合い(0%ならすべての残像で同じ量)
Progressive Blur段階的なブラー2
Per-Echo Rampエコーごとの漸増
後ろの残像ほどブラーを大きくする度合い(0%ならすべての残像で同じ量)
Matteマット2
Matteマット
OffAlphaLumaAlpha InvertedLuma Inverted
Motion Maskモーションマスク3
Motion Maskモーションマスク
画面上で実際に動いた部分にだけ残像を残すチェックボックス
Thresholdしきい値
エフェクトがかかり始める基準値です。
実践のコツ
- 元のレイヤーが止まっていても残像だけを広げたいときは、Transform Trail で位置・スケール・回転を残像ごとに積み重ねてください。
- 残像だけを使いたいときは、Composite の Output で Trails Only を選びます。
- 3D レイヤーは平面として近似して処理され、3D カメラとは連動しません。
こんな場面で使います
- キャラクターの動きに付ける虹色の残像
- タイトルが通り過ぎた跡に残るモーショントレイル
- ビートに合わせて止まっては動く、階段状の残像
技術ノート
- CPU のみで動作します。最終的な重みがしきい値より低い残像はチェックアウト自体をスキップするので、見えない残像のせいでレンダリング時間が延びることはありません。
- SmartFX ベースで、8・16・32 bpc とマルチフレームレンダリングに対応しています。バッファを拡張するので、トレイルがレイヤーの外まで描かれます。
Pro 専用のプラグインです
Pro $199 の買い切りで、25種すべてと今後追加されるプラグインまで手に入ります。