TMC Plugins
EssentialPro にも収録

TMCColor Overlay

単色やグラデーションをレイヤーに重ねて、手軽にコンポジット

レイヤースタイルの Color / Gradient Overlay をエフェクトにしたもので、合成用のレイヤーを別に作らずに27種類の描画モードを使えます。主にコンポジットの作業で使います。

エフェクトメニュー
Effect › TMC › TMC Color Overlay
処理
CPU(GPU がなくても動作)
色深度
8 · 16 · 32 bpc
マルチフレーム​レンダリング
対応
パラメーター数
16
Color Overlay

主な機能

01

描画モード27種

Multiply、Overlay、Vivid Light、Hard Mix、Difference、Hue、Color、Luminosity まで、グループの区切り線付きで揃っています。

02

グラデーションの Shape 5種

Linear、Radial、Angle、Reflected、Diamond で形を切り替え、Start・End of Ramp のポイントで方向と長さをコンポジションパネル上で直接決めます。

03

グラデーションエディターとプリセットパレット12種

カラー分岐点を自由に追加でき、Rainbow、Pastel Rainbow、Sunset、Holographic など12種類のプリセットパレットから始めることもできます。

クイックスタート

初めて使うときは、この順番で進めてみてください。

  1. 色を付けたいレイヤーに Effect › TMC › TMC Color Overlay を適用します。
  2. Mode で Fill(単色)か Gradient を選びます。
  3. Blend Mode で元の画像との混ぜ方を決めます。影に色を付けるなら Multiply、光らせたいなら Screen や Linear Dodge (Add) が向いています。
  4. グラデーションは Gradient Colors で色を、Gradient Settings で形と方向を調整します。

パラメーターガイド

Effect Controls パネルと同じ順番です。After Effects を日本語で使っている場合、パラメーターは英語名の下に書かれた日本語名で表示されます。

Effect Controls · TMC Color Overlayグループをクリックして展開
基本パラメーター3
Modeモード
FillGradient
Blend Mode描画モード
エフェクトを元の映像と混ぜる合成方法です。
NormalDissolveDarkenMultiplyColor BurnLinear BurnDarker ColorLighten
Fill塗りのカラー
Gradient Colorsグラデーションカラー7
Start of Rampグラデーションの開始
グラデーションが始まる位置です。コンポジションパネルでドラッグして動かします。
End of Rampグラデーションの終了
グラデーションが終わる位置です。コンポジションパネルでドラッグして動かします。
Use Preset Paletteプリセットパレット
用意された12種のパレットから1つ選んで、グラデーションに読み込みます。None では今のグラデーションをそのまま残します。
パレット12種
Gradient Editorグラデーション編集
カラー分岐点を追加・移動・削除してグラデーションを作るエディターです。
Selected Stop Color選択中の分岐点カラー
グラデーションエディターで選択したカラー分岐点の色を、ここで変更します。
Cycle Repetitionsサイクルの繰り返し
グラデーションを何回繰り返して塗るかを決めます。
Phaseフェーズ
繰り返すグラデーションをずらす角度です。360°回すと1周期分ずれ、キーフレームを打つと色が流れます。
Gradient Settingsグラデーション設定4
Angle角度
Mid Point中間点
グラデーションの中間点(50%)が来る位置を0〜100%で動かします。デフォルトの50%では色が均等につながります。
Gradient Invertグラデーションの反転
Shape形状
グラデーションの形を Linear、Radial、Angle、Reflected、Diamond から選びます。
LinearRadialAngleReflectedDiamond
その他のパラメーター2
Master Opacityマスター不透明度
エフェクト全体の不透明度です。
Styleスタイル
グラデーションのつながり方を選びます。Sharp(デフォルト)は始点から終点まで一定の割合で変わり、Smooth は両端でゆっくり変わって、よりなめらかにつながります。
SharpSmooth

実践のコツ

  • キャラクターイラストを背景の照明に合わせるときは、Color か Hue の描画モードで色だけを変えると、明暗はそのまま保たれます。
  • グラデーションの両端で色がゆっくり変わるようにしたいときは、Style を Smooth に変えてください。初期設定の Sharp は、始点から終点まで一定の速さで色が変わります。
  • 透明な部分まで色が塗られるかどうか確認し、必要なら Master Opacity で全体の強さを下げてください。

こんな場面で使います

  • キャラクターを背景の照明の色になじませるコンポジット
  • グラデーションを重ねて作るポップなタイポ
  • 画面全体の色の雰囲気を一度に変える調整レイヤー

一緒に使うと便利なプラグイン

技術ノート

  • CPU 専用で、AVX2 による高速処理を使います。
  • 8・16・32 bpc float、SmartFX、マルチフレームレンダリングに対応し、グラデーションエディターやコンポジションパネル上のハンドルなど独自の UI を備えています。

Essential と Pro の両方に収録されています

Essential $99 から始めることも、Pro $199 で25種すべてを揃えることもできます。